-物語-
ヒトの棲む現世
アヤカシの棲む隠世
二つの世界の狭間にある町
『誰彼町』
この町では何のアヤカシなのか、なぜここにいるのか。
そんなことは尋ねたりはしない。
ただそこに在りたいものを受け入れてきた。
そうして生きてきたこの町の時間は、とてもゆっくりと流れている。
――――しかし。
近頃、どうにも町に棲みつくアヤカシが増えている。
代わりというように、ヒトの数が減っているらしい。
第一章「大神実命」
誰彼町に棲む『黒葉』と『黄珀』。
そんなふたりのもとに駆けこんできた御霊宮のお役目『ミケ』。
誰も入ることのできないはずの御霊宮から”神実”が盗まれたという。
盗んだ犯人は誰なのか？
第二章 鋭意作成中
公開予定未定
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猫熊-nekopan-